予見された知識社会の到来~人生100年時代の戦略

知識とそうぞうは、かけがえない無形の資産

ピーター・ドラッカーは、1968年に『断絶の時代~いま起こっていることの本質』を出版しました。当時は、世界中がオイルショックという未曽有の危機に陥った時代であり、状況が、今のAfterコロナ時代に酷似しています。それまでの常識が覆される、不連続性の時代(The Age of Discontinuity)においては、知識を持つものが社会の中心となっていく『知識社会』が到来し、働き手は、『レイバー(労働者)』から、『知識労働者(ナレッジワーカー)』が中心になっていくことを予見しています。なぜ、ナレッジワーカーが中心になるかというのは、「有形の資産(労働、資本、土地等)は、なくなってしまえばそれでおしまいだが、知識という無形の資産さえあれば、有形の資産を生み出すことができる」と説いています。

同様に、2016年にベストセラーとなった、『ライフシフト~100年時代の人生戦略』の著者リンダ・グラットンは、「知識はかけがえない無形資産であり、知識やスキルの重要性を一番にあげて『生産性資産』だと述べています。

人生100年時代を迎えた今、働く意義・働き方の見直しが喫緊の課題であり、これらに伴って、「社会人教育・研修の在り方」についても、「どのような知識やスキルが必要とされているか」を鑑み、再構築すべき時に来ているのです。